試合概要
ニコラ・ヨキッチが33得点・16アシスト・15リバウンドの圧巻トリプルダブルを記録し、デンバーナゲッツはマイアミ・ヒートを122-112で下した。ヨキッチにとって今季5回目のトリプルダブルであり、ナゲッツはヒート相手にレギュラーシーズン11連勝。
ヨキッチはフィールドゴール12/18の高確率を記録。第3Q残り6分36秒でオフェンスリバウンドを奪い、トリプルダブルを完成させた。
アーロン・ゴードンも24得点と攻守で存在感を発揮。ナゲッツは今季ホームで4戦全勝をキープした。
一方のヒートは、ノーマン・パウエルが23得点と奮闘したが、バム・アデバヨが左足の負傷で後半欠場。リバウンドで68-44と大きく差をつけられた。ヒートがデンバーでレギュラーシーズン勝利を挙げたのは2016年11月30日以来となっておらず、苦手の地でまたも敗戦となった。
全体の所感
かみ合った瞬間の爆発力がやはりえげつない。スリーポイントが不調でも、トランジションとセカンドチャンスで上回れるオフェンス力はさすがの一言。
開幕から少し経ったが、ベンチ層の厚さにはまだ慣れないほどの安定感がある。4ピリ前半にやや停滞したとはいえ、主軸が落ち着いて締める展開。
ディフェンス面も明らかに改善傾向が見られる。レーティング的にはペリカンズ戦の影響でまだ評価しきれないが、チーム全体のローテーションは確実に向上している印象だ。
選手ごとの所感
ニコラ・ヨキッチ
今日も圧巻のパフォーマンス。
7回目の「30点・15リバウンド・15アシスト」ゲームとのこと。もはや常軌を逸している。特に今日はプレーメイクの冴えが際立っていた。
ジャマール・マレー
相変わらず上手い。開幕当初から気になっていたが、スリーポイントのタッチがいまいちな印象。ここ数試合は怪我の影響や疲労も見える。
それでも影響力は絶大で、彼が健康である限りナゲッツは崩れない。チーム戦術的にマレーの存在は不可欠なので、無理だけはしてほしくない。
マレー→ヨキッチ→AGの美しい流れが今日も見られて満足。
アーロン・ゴードン
今日も大きく貢献。特にオフェンスでの安定感が増している。
このまま行けば“50-40-90クラブ”も夢ではない? フリースロー成功率はまだ信頼しきれないが、シューティングの改善は本物だと感じる。
クリスチャン・ブラウン
ハーフコートオフェンスでの判断にやや迷いはあるが、トランジション・カッティング・オフェンスリバウンドでらしさを発揮。貢献できる選手であることに間違いはない。
キャメロン・ジョンソン
まだチームに完全にフィットしきれていない印象。表情にも迷いが見える。
長いレギュラーシーズンの中でリズムを取り戻してくれることを期待したい。
ティム・ハーダウェイ・ジュニア(THJ)
今日も素晴らしかった。ナゲッツでの役割を完全に理解しており、キャッチ&スリーの決定力が非常に高い。
エナジー面でもチームを鼓舞しており、今季の補強の中でも最大の当たりといっていい。
ブルース・ブラウン
派手さはないが安定した貢献。やはりナゲッツのシステムに完璧にフィットしている。
セカンドユニットでの守備・ボールムーブの安定感は頼もしい。
ペイトン・ワトソン
ブロックでの存在感は異次元。フォワードとしてはリーグ屈指。
ただしオフェンス面(パス・キャッチ・フィニッシュ)はまだ不安定。
それでもこのタイプの選手はナゲッツには不可欠。
ヨナス・バランチュナス
“歴代最高のヨキッチ控え”と言っても過言ではない。
ノンヨキッチタイムの問題を完全に解決しており、スクリーナーとして大きな価値を発揮している。
次戦に向けて
次戦はホームでウォリアーズ戦(11月8日・金曜)。
開幕戦で敗れた相手だけに、リベンジに期待したい。
マレーとキャム・ジョンソンのコンディションが気になるところだが、チーム全体の完成度は上昇中。ホーム無敗を継続できるか注目だ。



コメント