【NBA2025-26】ウェスタン・カンファレンス順位予想
2025-26シーズンのNBAウェスタン・カンファレンスの順位予想。
昨季王者オクラホマシティ・サンダー(OKC)を筆頭に、他のチームも的確な補強や若手の成長が期待される。ますます魔境ウェストという感じだ。
今季ウェストの予想順位と理由をチームごとに整理してみた。
- 1位 オクラホマシティ・サンダー(OKC)
- 2位 デンバー・ナゲッツ(DEN)
- 3位 ヒューストン・ロケッツ(HOU)
- 4位 ミネソタ・ティンバーウルブズ(MIN)
- 5位 ロサンゼルス・クリッパーズ(LAC)
- 6位 ゴールデンステート・ウォリアーズ(GSW)
- 7位 ロサンゼルス・レイカーズ(LAL)
- 8位 サンアントニオ・スパーズ(SAS)
- 9位 メンフィス・グリズリーズ(MEM)
- 10位 ダラス・マーベリックス(DAL)
- 11位 サクラメント・キングス(SAC)
- 12位 ニューオーリンズ・ペリカンズ(NOP)
- 13位 ポートランド・トレイルブレイザーズ(POR)
- 14位 フェニックス・サンズ(PHX)
- 15位 ユタ・ジャズ(UTA)
- 総評
1位 オクラホマシティ・サンダー(OKC)
昨季のレギュラーシーズンでは圧倒的な安定感を見せたOKC。
ジェイレン・ウィリアムズの復帰時期は気になるが、正直SGA(シェイ・ギルジャス=アレクサンダー)不在でもプレーオフ圏内には届く完成度があるようにみえる。
そこに昨季ヨキッチと同等以上の指標を残したSGAがいるのであるから、RS1位は固いと予想。
2位 デンバー・ナゲッツ(DEN)
昨季の弱点であった層の薄さを完全に克服。
ワトソンに加えてブルース・ブラウン、ティム・ハーダウェイ・ジュニア、ヨナス・バランチュナスが加入し、9人ローテが高水準で機能する布陣になったと期待できる。
バランチュナスは「ヨキッチの控え」にしておくには惜しいほどの存在で、ヨキッチ依存問題を大幅に改善するはず。
マレーも開幕から健康状態が良好で、攻守ともに昨季よりバランスが取れている。
MPJの放出によるマイナスは未知数だが、キャメロン・ジョンソンで概ねトントンと予想。
3位 ヒューストン・ロケッツ(HOU)
フレッド・ヴァンブリートの離脱は痛いが、アルペレン・シェングンがプレーメイクできるため、ギリギリ耐えうる構成。
そして何よりケビン・デュラントの加入が全てを変えた。
KDは高効率で27点前後を安定して取れるエリートスコアラー。
完成度の高いチームに加わったことで「お願いKD」で勝ち切れる試合も増え、ストレートインは確実と予想。
4位 ミネソタ・ティンバーウルブズ(MIN)
ニキール・アレクサンダー=ウォーカー(NAW)の移籍は痛いが、
アンソニー・エドワーズ、ジェイデン・マクダニエルズ、ジュリアス・ランドル、ルディ・ゴベア、ナズ・リードとスター級が並ぶ。
アントがMVPクラスまで登ればトップ3も射程圏内。
5位 ロサンゼルス・クリッパーズ(LAC)
カワイ・レナードを巡る不安要素は結局なにもなしとなりそうだ。
全体的に高齢化が進むが、要所での強さは間違いないだろう。
健康を維持できれば上位キープは堅い。
6位 ゴールデンステート・ウォリアーズ(GSW)
今季はジミー・バトラーが開幕から参戦。
ステフィン・カリー、ドレイモンド・グリーン、バトラーのベテラントリオはまだまだやれるし経験値十分。
クミンガやポジェムスキーの成長が鍵。プレーオフ進出は濃厚。
7位 ロサンゼルス・レイカーズ(LAL)
ルカ・ドンチッチが健康であればプレーイン以上は確実。
レブロン・ジェームズの稼働率とエイトンのフィットが未知数ながら、
八村塁が好調で、控え層も安定。うまく噛み合えばストレートインも十分あり得る。
8位 サンアントニオ・スパーズ(SAS)
プレシーズン全勝&ウェンバンヤマの進化が注目ポイント。
周囲の若手がどこまでサポートできるかが鍵。
チームとしての成熟度はまだ発展途上だが、ウェンビーの存在だけでポストシーズンの可能性は十分。
9位 メンフィス・グリズリーズ(MEM)
実力的には上位と遜色ないが、ウェストの層が厚すぎる。
モラント、ジャレン・ジャクソンJr.の稼働次第では浮上の余地あり。
10位 ダラス・マーベリックス(DAL)
アンソニー・デイビスの存在は心強く、クーパー・フラッグは1年目から両サイドでの貢献が期待できる。
しかしカイリー・アービング不在の影響は大きく、勝ち切る力に欠ける印象。
それでもプレーインには滑り込みそう。
11位 サクラメント・キングス(SAC)
サボニス、ラヴィーン、デローザン、そしてウェストブルック。
スターは揃っているが、噛み合わせが悪く守備面にも課題。
派手なスタッツは残すが、勝率は伸び悩むと予想。
12位 ニューオーリンズ・ペリカンズ(NOP)
ザイオンが健康ならポテンシャルは高いが、チームとしての安定性に欠ける。
ザイオンがMVPクラスの活躍を残さない限りは厳しいか。
13位 ポートランド・トレイルブレイザーズ(POR)
デイミアン・リラードの帰還は朗報だが、全体の戦力はまだ再建途上。
若手中心の育成フェーズ。
14位 フェニックス・サンズ(PHX)
デビン・ブッカーが孤軍奮闘する未来が目に浮かぶ。
15位 ユタ・ジャズ(UTA)
ノーコメントで。
総評
上位3チーム(OKC、DEN、HOU)は完成度が抜群。
OKCが今季も独走するのか、他のチームがそれを阻止するのかに注目。
ミネソタ、LAC、GSWあたりも上位に食い込む可能性を秘めており、今季もウェストは混戦必至。
密かにウェンバンヤマの大爆発とSASの躍進も期待したい。

コメント