1. “GOAT” の意味
“GOAT” は
Greatest Of All Time(史上最高)
の略で、スポーツ・音楽・芸能など幅広い分野で使われる英語スラング。
英語では誰かを 「そのジャンルの歴史上もっとも偉大な存在」 と評価するときに使われ、
SNSではヤギの絵文字(🐐)で表されるのが定番です。
🔹 例文
“Many people consider Michael Jordan the GOAT.”
(多くの人はジョーダンをGOATだと考えている。)
2. NBAで“GOAT”が特に盛り上がる理由
NBAで “GOAT” と言えば、ほぼ必ず
マイケル・ジョーダン(MJ)かレブロン・ジェームズか?
という議論を指します。
この論争が終わらない理由は明確で、
- そもそも時代が違う
- バスケのスタイルも役割も異なる
- 指標が多く、何を“偉大さ”とみなすか人によって違う
- 数字と勝利、どちらを優先するかでも結論が変わる
つまり、
答えがないから面白い。
ファン同士が語り合う“永遠に楽しめるテーマ”
だからです。
3. MJ派の主張:完璧な勝者の物語
マイケル・ジョーダン GOAT論は、主に次の3点に集約されます。
✔ MJ GOAT論の主張
- 6度のファイナル出場 → 6度の優勝(無敗)
- 6度すべてでファイナルMVP
- 攻守両面で史上最高クラスの支配力
- 世界中にNBAブームを起こした影響力
- “勝者のメンタリティ”の象徴的存在
🔹 例文
“MJ’s perfect Finals record is a major GOAT argument.”
(MJの完璧なファイナル戦績はGOAT議論の大きな根拠だ。)
4. LeBron派の主張:史上最も“長く、強く、万能”だった選手
レブロン・ジェームズ GOAT論の背景には、
「キャリア全体の安定性と総合力」 が強くあります。
✔ LeBron GOAT論の主張
- 前代未聞の長期支配(20年以上)
- NBA史上最多の通算得点
- ポジションを超越した万能性
- チーム構造に関係なく勝利へ導く力
- 高いパフォーマンスを長期間維持した唯一の存在
🔹 例文
“LeBron’s longevity and versatility make him the GOAT.”
(レブロンは長期にわたる万能性こそがGOATたる理由だ。)
5. “センターGOAT” 論争も根強い
GOAT論争は MJ vs LeBron の二択に見えがちですが、
実際には “センターGOAT” という別ラインの議論もあります。
候補は主に:
- カリーム・アブドゥル=ジャバー
- ビル・ラッセル
- シャキール・オニール
- そして近年急浮上している ニコラ・ヨキッチ
特に 「センターという別ジャンルでは誰がGOATか?」
という視点で語られることも多いです。
6. “ヨキGOAT” という文化
近年、インターネットを中心に広まっているのが
“ヨキGOAT” という言葉。
これは Jokić(ヨキッチ)+ GOAT の造語で、
ヨキッチが見せる怪物級パフォーマンスを、半ば本気・半ばネタで称える表現 です。
✔ “ヨキGOAT” が使われる典型的シーン
- 40点トリプルダブル
- 30–20–10 などの歴史的スタッツ
- タッチパス連発で試合を支配
- 通常のセンター像から完全に逸脱したプレー
さらに、本人もユーモアを交えて“怪物扱い”を受け入れる姿勢が人気の理由。
7. GOAT議論は「結論を出すためのもの」ではない
GOAT議論は、本来「正解」を探すものではなく、
自分がどんなバスケを好むかを語るための文化 だと言えます。
- 勝利や象徴性を重視するなら MJ
- 長期支配・総合力なら LeBron
- センターの革命なら Jokic
- 伝統的センターなら Kareem
- あるいは Kobe こそ GOAT、という価値観もあり得る
NBAの魅力の一つは、
それぞれの価値観がぶつかり合いながらも、誰かを否定する必要がないこと。
GOAT議論は、
ファン同士が楽しむ“永遠のエンタメ”
として存在しているのです。
8. まとめ
- “GOAT” は Greatest Of All Time(史上最高)
- NBAでは主に MJ vs LeBron の論争を指す
- しかしヨキGOAT といった派生文化もおもしろい
- GOAT論争は“勝つため”ではなく楽しむためのもの
- 価値観によって答えが変わるからこそ面白いテーマ
“誰がGOATか?”
あなた自身の価値観を語ることこそ、この議論の醍醐味です。



コメント