【NBA】ナゲッツ 121-131 マーベリックス｜スペンサー・ジョーンズ28点も惜敗【12月02日】

試合概要

ナゲッツは序盤に17点リードを奪うも第2Qに42失点して流れを失い、最終的に131-121でマーベリックスに敗戦した。
復帰2戦目のアンソニー・デイビスは今季最多の32得点・13リバウンドと圧巻のパフォーマンス。新人のライアン・ネムハードも28得点・10アシストとキャリアハイ、クーパー・フラッグも24得点で続き、ダラスは今季初の連勝を飾った。

ナゲッツではスペンサー・ジョーンズがキャリアハイの28得点と爆発し、ヨキッチも29得点・20リバウンド・13アシストで今季11度目のトリプルダブル。しかしホーム4連敗、しかもそのうち3試合が負け越しチーム相手という厳しい内容。
さらに後半開始直後にジャマール・マレーが足を痛めて途中離脱し、チームに大きな不安を残す試合となった。

終盤は残り9:31で4点差の場面からマブスに18-5のランを許し万事休す。ナゲッツは10本連続でシュートを外すなどオフェンスが完全に停滞し、最後まで流れを取り戻せなかった。

試合前雑感

AGとCBという守備の要がいないとはいえ、オフェンシブレーティングがリーグワーストのダラスはそれなりには抑えてほしいところ。
スペーシングがきついとはいえマレーとヨキッチがいる以上オフェンスは大丈夫だと思うが。

全体の所感

ヨキッチを中心に最高の出だし。マレーもキレッキレでスペンサー・ジョーンズも大当たり。
途中マレーを中心に野心的なプレイからのミスが目立ち「おやおや？」と思ったが、まだ大丈夫だろうと。
そこからオフェンスが停滞する時間帯でも相手には点を取られ続けるのはいつものこと。

圧倒して勝利したい流れだっただけに、あまりにも今季のナゲッツらしい負け方。
疲れだけがたまる試合だったのではないか。今季ホームで負けすぎだなあ。

マレーが途中で下がったとはいえ、スペンサー・ジョーンズを38分使っているようだと厳しい。

試合展開と所感

1Q

ヨキッチが1Qでトリプルダブルを達成するのではないかという勢いでオフェンスが爆発。
前の試合に続いてスペンサー・ジョーンズも存在感を放つ。マレーうっま。

2Q

今季オフェンシブレーティングがリーグワーストのマーベリックスに40点取られるナゲッツよ。

3Q

ジャマール・マレーが足を痛めて離脱。……かと思いきやなんで戻ってきているんだ。
メディカルスタッフとコーチ陣、本気か？
オフェンスで圧倒して突き放しているような雰囲気からの接戦。なんだこれ。

4Q

オフェンスが停滞している時間帯でも相手には点は取られ続ける。
気がつけば手遅れに。相手が集中して点を取りにくる終盤も、こちらはギアを上げたディフェンスにはならず。
そのままずるずると終戦。見慣れてきたなあ。

選手ごとの所感

二コラ・ヨキッチ

1Qだけでトリプルダブルかという勢いだったんだけどなあ。
今日はシュート効率に悩まされた。
トリプルダブルするような日にシュートアテンプトも増やさないとならないとなるとナゲッツとしては厳しい。
いくらヨキッチとはいえ40-15-15勝利みたいなのはそうそうできないだろう。
今季はイライラモードというかやる気なしモードが多い気がするな。マイク・マローンのブチギレテクニカルが恋しい。

ジャマール・マレー

最悪の事態が頭をよぎる。
キレッキレでうまかったのはどうでもよいが、大丈夫だろうか。
一度戻した判断は問題なかったのだろうか。CBの件もあって、戻したことへの心配と不信感がどうしてもある。
マレーが不在だといよいよやばいのでどうなるか。
いまの時代、RSでヨキッチ一人じゃ（キャメロン・ジョンソンもいるが）ストレートインは厳しくなってくる。無事を祈る。