最近は忙しすぎて毎日観ることができず悲しいですが、今日はさすがにチェック。
NBAカップ準決勝、どちらも強度の高い注目カードでした。
① ニューヨーク・ニックス vs オーランド・マジック
■ 試合前雑感と予想
ワグナー不在とはいえ、マジックとニックスは好カード。
東の上位争いを占う意味でも、強度の上がるこの試合には注目。
予想はニックス。
■ 試合概要(日本語要約)
ニックスが 132–120 でマジックを下し、NBAカップ決勝進出。
- ブランソン:40得点・8AST
- タウンズ:29得点
- アヌノビー:24得点
ブランソンは 4試合連続30得点超、前半から試合を完全に支配。
両チームともフィジカルにプレーし、11回のリードチェンジと10回の同点という拮抗した展開が続いたが、第3Q終盤の 10点ランでニックスが主導権を握った。
ニックスは FG成功率 60.7%、ペイント内得点でも 70–62 とマジックを上回る。
マジックはサッグスが前半だけで25得点と爆発するも、後半は負傷の影響で失速。
ワグナー不在の影響もあり、終盤は地力の差が出た。
■ 試合後雑感
予想通りニックスの勝利。
ブランソンにKATと、やはりオールNBA級の選手は違う。
この強度の試合を個の力でねじ伏せられるのは大きい。
② サンアントニオ・スパーズ vs オクラホマシティ・サンダー
■ 試合前雑感と予想
大注目の一戦。
ウェンバンヤマ復帰のスパーズが、最強OKC相手にどこまでやれるか。
予想はOKC勝利だが、ウェンバンヤマ出場時間帯ではかなり食らいつけるはず。
いつものOKC圧倒にはならないのでは?
■ 試合概要(日本語要約)
スパーズが 111–109 でサンダーを下し、NBAカップ決勝進出。
- ウェンバンヤマ:22得点・9REB(+21、21分)
- ヴァセル:23得点
- フォックス/キャッスル:各22得点
12試合ぶりに復帰したウェンバンヤマはミニッツ制限下でも圧倒的な影響力を発揮。
出場するだけで会場の空気が変わり、ペイント支配力は別格だった。
OKCはSGAが29得点、ホルムグレンとJ・ウィリアムズが17得点ずつと通常運転だったが、
スパーズは 前半終盤の13点ラン、第3Qの 10点ランで流れを引き寄せ、最後まで集中力を切らさなかった。
OKCは16連勝中で迎えたこの試合が今季2敗目。
■ 試合後雑感
いやあ、スパーズすごい。
もちろんOKCは依然として最強で、SGAはMVP級の存在だが、
スパーズがチームとしてここまで成長していることに正直感動した。
ウェンバンヤマはミニッツ制限があっても、
「いるだけでペイントで効率良く得点させない」ディフェンスの存在感が異常。
OKCがナンバーワンという評価は変わらないが、
プレーオフに向けて他チームにも希望が見えた試合だったと思う。
もっとも、その「他チーム」はDENやHOU級に限られるが。
スパーズはもう、LALの一段上、DEN・HOUと同格と言っていい。


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