【人類の進化】化石からみた人類の進化

人類の進化

はじめに

化石は、過去に実際に起こった進化現象の最も直接的な証拠といえるだろう。

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こうした理屈ぬきに、過去に生きた人類祖先の姿かたちを垣間見たい、との単純な欲望が、人類学における化石研究の原動力となっているものと思われる(諏訪 2006)。

初期の猿人

サヘラントロプス・チャデンシス(Sahelanthropus tchadensis)

最古の人類の可能性がある化石種として挙げられるのがサヘラントロプス・チャデンシス(Sahelanthropus tchadensis)である。2001年にブルネを中心とする研究グループによって、アフリカ大陸北中部、現在のチャド共和国のトロスメラナで発見された(Brunet et al. 2002)。

Didier Descouens, Sahelanthropus tchadensis – TM 266-01-060-1 (cast of the Toumaï holotype), Wikimedia Commons, CC BY-SA 4.0.

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参考文献

諏訪元「化石からみた人類の進化」,石川・斉藤・佐藤・長谷川(編)『シリーズ進化学5:ヒトの進化』、pp. 13-64(2006年,岩波書店)

Brunet, M. et al. (2002). A new hominid from the Upper Miocene of Chad, Central Africa. Nature, 418, 145–151.

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